秋は夕暮れ
夕日のさして
山のはいとちかうなりたるに
からすのねどころへ 行くとて
みつよつ ふたつみつなど
とびいそぐさへあはれなり・・・・(枕草子)
この風情がぴったりの晩秋の夕暮れ時
高台から犬とふたり、落日を眺めます。
生まれてから一体何回、この落日を眺めて来たことでしょう。
すっかり景色も変わったのに
太陽の営みも月の満ち欠けも
変わることなく過ぎていきます。
古墳の端に腰かけて、みじろぎもせず落日を眺める人。
想うことがあるのね・・・・・・
私も立ち去り難く、少し離れたところからシャッターをきりました。
hibari