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カメラ・ダイアリーです。COCOROの向くままカメラの向くまま・・・。


by hibari0929

奇跡の人


今日は、まだだるい体を抱えて
家族で「奇跡の人」を見に行った。

スクリーンで見るのは2度目。
行ってよかった。来週もう一度、頑張って観に行こうかと思っている。


この映画を観ないで、人生を終わるのはもったいないでしょうね。
ヘレンケラーと言えば、幼い時の高熱が原因で「見えない・聞こえない・話せない」
という3つの障害を持ちながらも、サリバン先生の指導の下「言葉」を獲得し、その才能を花開かせた人女性ということで知られてはいる。

しかし、その過程がどれほどの懊悩と二つの人間の魂が激しくぶつかりあいながら、その場に至ったかというのは、想像をたくましくするしかない。
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しつけが全くなされていないヘレンは、気に入らないと相手に質の悪い意地悪をする。

サリバンを刺繍用の針で、わざと刺したヘレンをなだめるのに、
母親は甘いお菓子を口に入れることで癒す。
サリバンは言う「私を針で刺したのにご褒美ですか?犬だってしつけを受けます。」

サリバンは目の疾患で、いつもサングラスをかけている。
彼女の強い意志を湛えた目は、傷ましいほどの弱さなのだ。




アンバンクロフトの身体を張った演技に、15歳のパティ・デユークが挑む。
撮影現場は息をのむ緊張感に満ちたことでしょうね。
奇跡の人_c0202113_19155665.jpg

こんなに激しいバトルはそうそうみられるものではありません。

ヘレンの成長にわが身を捧げたアン・サリバン。
師匠あっての弟子、古い言い方ではありますが
自分自身にもわからない才能と可能性を開かせてくれるのは
偉大な師匠(教師)だということがよくわかる映画です。

まだ見ていない方は、ぜひぜひ「午前10時の映画祭」でご覧になってください。



hibari
2017.2.18
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by unjaku | 2017-02-18 19:23 | 映画と女優 | Comments(0)