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by hibari0929
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ドイツの今・・・・負の遺産


こんにちは。
皆様お元気ですか?
この夏、そして台風のもたらす湿度、何とかならないでしょうか?

終わりそうで終わらないドイツレポート。
飽き飽きしている方もいるでしょうね。

でも、観光旅行だけでもありませんでしたので
日本と同様、負の遺産を抱えるドイツの現場も見ていただきましょう。

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言わずと知れたベルリンの壁。
一部が過去そのままに残されて、展示資料施設になっています。

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ブランデンブルグ門にも、壁を取り除いた後の修復が
はっきりとわかります。

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ベルリン市内のそこかしこに、ベルリンの壁の一部が残されています。
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そして、1930年代から、ヒトラー政権が殺戮を繰り返した
ユダヤ人犠牲者のメモリアルも、具体的な形で残されています。
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フンボルト大学の近くに設置された幼い兄弟たちの像。
中央から二つに分かれているのは、
「生きるために列車に乗った人と、死ぬために列車に乗った人」の像だからです。
生き延びた人とナチスによって死を選ばざるを得なかった人たち。
着るもの・持ち物・表情まではっきりと違いがわかります。
なおかつ氏名まで、刻印されています。

このような具体的なメモリアルが日本にはありません。
自国の犠牲者のためのものはあっても、他国を蹂躙したメモリアルは
何処にも残っていません。

3枚目の写真の、壊れた人形がユダヤ人達の悲痛な運命を象徴しているようです、





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こちらは、建物に埋め込まれたプレート。
やはりナチスによって連れ去られ、収容所で殺された人たちのプレートです。
かって暮していたビルが存在した場合、
そこに暮らしていたユダヤ人達の氏名も刻印されています。
このようなプレート作成して、犠牲になった人々を哀悼し、過去を忘れ去る前に
各地で負の遺産をすくい上げる活動が継続中だそうです。


何処か茫漠とした日本の感覚とは異なる
「もう絶対にナチスのような暴虐は繰り返さない。」という
負の遺産にも向き合う、ドイツの覚悟を見る思いでした。




hibari
2015.8.21
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by unjaku | 2015-08-21 13:49 | | Comments(0)