清少納言 枕草子から
心ときめきするもの
唐の鏡の、すこし暗いのをのぞきこむの
やや曇りがちの、暗い鏡を見入るとき。
そこにいつもの私より、美しい私が映るからだ。
くまなく、けざやかに映す、あかるい鏡でなくて、
難点や欠点はおぼろな隈にかくれた、ぼうと美しい、
別の私があらわれるからだ。
うふふ・・私も一応女だから、この感覚はよくわかる。
汚れたガラスにぼうと映る私。
きらめく鏡に映る私よりましに見える。ちょっとおばかちゃんな私。
こちらは、ようやく開いたシビル姫。
開いたばかりの時は沈んだ赤色。
翌日はもうこんな色
まるで心変わりばかりして
恋人を振り回すコケットな女みたい。
ここ1~2年勢いがなくなって
地植えにしてみました。
花は咲いたけど疲れて枯れるかもしれないので
花は早めに落として、根をしっかり張ってもらいましょう。
hibari
2017.5.21