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カメラ・ダイアリーです。COCOROの向くままカメラの向くまま・・・。


by hibari0929
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鬼畜と言う名の親


ツバメの巣。ただ今子育て中。
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今年二度目の子育てでしょうか?
親鳥は、忙しくわが子の世話に追われます。
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人間世界の悲惨な虐待事件を思い出すたびに、
鳥たちの懸命な子育てに頭が下がります。
もっとも、鳥とて自然の摂理の中で子供を育てるのですから
弱くて生き残るのが難しそうな子供への育児は放棄するようです。


「もう ゆるしてください。」と綴った五歳の子供を
鬼畜のように殺した夫婦。

子供をケージの中に閉じ込めて殺した挙句
二人の子供を連れて、山に遺棄しに行った夫婦。

昔から、衣食足りて礼節を知る、と言われてきたが
我が子を殺害した親は、どのように育てられてきたのだろうか?

危機の中にある子供に、
手を差し伸べる叔(拍)父・叔(拍)母・祖父母も親戚も友人も
存在しなかったのだろうか?
1億を超える人間が暮らすこの日本で
離れ小島のように孤立した親子とその暮らしだったのだろうか?
平和と言われる日本の社会で、子供を取り巻く光景は荒涼としている。

もっとも、日本でも「間引き」と言う名の「子殺し」が
明治初期まであったのは周知の事。

世界を見渡せば、子供への虐待・性暴力・人身売買・幼時からの労働、
そして、戦争や飢饉のなかで、5歳まで生きられない子供のなんと多いことか。
私は、無力感にさいなまれながら、わずかの募金を続けることで、
かろうじて罪悪感から逃れている。
それもまた偽善なのか?知人のドクターに胸の内を告げたとき
「偽善でもしないよりはずっといいのです。そのことで、助かる人が子供がいる
ということが大切なのです。」と教えていただいた。


だいぶ昔になるけれど、「鬼畜」と言う映画があった。
緒形拳・岩下志麻主演、夫の愛人の子供3人を徹底的に虐待する妻を
岩下志麻が演じて身の毛がよだつ思いがした。
松本清張の短編だが、実際にあった事件を基にしているという。

そして、やはり緒形拳主演で「長い散歩」と言う映画も幼児虐待を扱った映画だった。
高岡早紀が母親役。
緒形拳は、幼い少女を虐待の現場から連れ出し逃避行を続ける、
老境に差し掛かった孤独な男を演じた。



現実の世界で起こる悲痛な事件に接しながら、
単純にその親を指弾できない悔しさ・もどかしさ。
子供は未来からやってきた使者だというのに。

せめて自分の身の回りには、注意を怠りなく暮らしたいと願うばかりなのです。


hibari
2018.6.11
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Commented by さなえ at 2018-06-12 05:53 x
ゴリラなど動物は前の雄の子供は殺してしまうので、動物に近くなっている人間が増えたと言いたくなってしまいます。離婚、再婚が当たり前のようになり、母であるより女であることを選ぶ例も増えているので、それだけ辛い思いをする子供も増えたのかも知れません。抵抗できない、親を愛することしかできない子供を無残なやり方で殺すなど、なんて罪深いことでしょう。

制度を改正して、子供の虐待が疑われたら家の中に踏み込めるように、児童相談所と警察に強制力を持たせ、連携させるしかないような気がします。虐待は繰り返される傾向が強いので絶えず見張ることも必要でしょうね。
Commented at 2018-06-12 06:03 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by unjaku at 2018-06-12 20:53
さなえさん こんばんは。
人間も本能・欲望のまま生きると、俗にいう「畜生」のようになってしまうということでしょうか。
「畜生」という言葉は、あまり好きではないのですが。
私も息子たち、特に年子だった長男・次男を育てた最初の6か月は、気が狂いそうでした。
次男は気難しくて、抱いていないとぐずる子でした。
長男は、動き回りサッシの鍵をいじりまわしているうちに、鍵を壊し勝手に外へ飛び出していきます。家の前はダンプカーが通る抜け道。次男がミルクを飲んでいるときでも、中断して長男を追いかけまわす日々。次男は泣き叫ぶ。ホントに我ながら良く壊れなかったと思います。

子供の命が粗末にされない世の中・仕組みを強く望みます。愛された実感がないと、健全な成年として育つことはできません。
昨日でしたか、新幹線の車内で無差別殺人を実行した青年の何と幼い表情。この人も何らかの理由で健やかな精神生活を営むことができずに大人になった人なんだなと感じました。
子供は宝です。かけがえのない宝。
何としても守らねばならない存在です。
Commented by unjaku at 2018-06-12 20:58
鍵コメさま、コメントありがとうございます。
そうですね。寄付は当然の義務。納得です。
日常が足りている人たちの義務。

私の友人は恵まれない子供を引き取って、里親として子供を支えています。自分たちに子供がいない代わりに、寄る辺ない子供たちの親代わりを務めているのです。
彼と会うたびに、尊敬の念に浸ります。
いい友人を持つことができて幸せです。
Commented by gallery-asaba at 2018-06-13 12:14
こんにちは
私もあの事件の女の子を想う時、胸が潰れそうになります。
ニュースであの子の画像が出る度、どうか天国で安らかに眠ってと手を合わさずにはいられません。
遊びたい盛りの5歳の子供が、一人で4時に目覚まし時計をかけ勉強し、遊びはアホな事と書いていました。
母性という言葉だけで女性を縛る事はしたくないとは思いますが、
それでも自分が産んだ子供に、母親は愛情のかけらも持たなかったのでしょうか?
人間の心がここまで荒んでしまう事に、底知れぬ恐ろしさを感じます。
私も他の事で気持ちばかりの募金を続けています。
単に自己満足に過ぎないのではないかと自問する事もありますが、それでも何もアクションを起こさないよりいいのではないかと思っています。
行政の連携の不備にも、何度この様な悲劇を繰り返せば改善されるのかと、強い憤りを感じています。
Commented by unjaku at 2018-06-14 12:52
浅羽さん こんにちは。

江戸時代の末期になると、外国人も日本にやって来るようになって、そこかしこに見られる光景に一様に驚いたそうです。
それは、男たちも女たちも一様に子供を可愛がる光景だったそうです。男たちも角・角に集まってはしゃべっているときに、皆子供自慢に花を咲かせていたというのです。
「日本は子供の天国。こんなに子供が大切にされる国は他にない。」と、記録にも残されているようです。
この時代の人たちの末裔が、私たちのはずなのに、彼らが持っていた美徳はどこへいったのでしょう。

一体どうしてこうなってしまったのでしょうねぇ。

子供が粗末にされる国に未来はあるのでしょうか?
やりきれない気持ちでいっぱいになる日々です。
Commented by BBpinevalley at 2018-06-16 17:37
動物も、生命力のなさそうな子には冷たいですが、人間のように手のこんだイジメはしないですよね。
子供殺しをする親は、明らかに愛情を持つことのできない人間で、それこそ人間失格。
その親からも愛情を受けなかったか、受け付ける器を持たなかったか----、いづれにしても、弱者に凶暴な異常性格者には違いありません。
子供好きで有名だったオードリーヘップバーンが、子供を痛めつける罪が最も重い罪だと言いましたが、その通りでしょうね。
子供は無抵抗な弱いもの、しかも罪のない無邪気な愛すべき存在だものね。
日本は親になる若者が極端に少ない国ですが、それはかえって良いことなのかも。
ちょっと無表情で、切れてる感じの人も多いし、引きこもり人口は1億人だと言うし、そんな若者がみんな親になってたら大変だと思う。
でも、歴史的にも、食べるために娘を売る家庭も少なからずあり、声変わりするかしないかの子を特攻隊として送り出したり、兵隊を半殺しの目に合わせていたわけでしょ。
日本固有の規律とストレスがもたらす社会の亀裂は、いつもあったんじゃないでしょうかね?
Commented by unjaku at 2018-06-18 19:40
BBpinevalleyさん こんばんは。
お返事が遅れたことを、まずお詫びしなければなりません。

この数日、梅雨に入ったせいなのか、気温も低めで、体の中に溜まっていた疲れが出て、臥せりがちな日々を過ごしてしまいました。あしたは、久しぶりに日差しを浴びることができるようですが。

親から愛情を受けることができなかった子供は、大人になっても子供を愛することが難しくなるようですね。
今回の事件ばかりでなく、耳をふさぎたくなるような事件が相次ぐ日本です。
文明が進んで行きつくところが無力な子供の虐待では、いったい何のための文明社会なのか?

日本も貧しい時代には、女の子を売り飛ばしたり、奉公と言う名のもとに子供を稼ぎ手に扱った時代が戦争前まで続きました。今は、貧しいゆえに風俗と言う名の職業に就く人も珍しくありません。
引きこもりは男女とはず多くて、学校や社会に適応できない若者も多いのが実情です。

出生率がどうのこうのと騒いでも、それ以前の問題が山積しているのが現在の状況です。これから一体どうなるのでしょう。考え始めると暗い気持ちになるばかりです。

我が家のお嬢様方を見ていると、平和な二人の世界だなぁと感じつつ救われております。
by unjaku | 2018-06-11 12:56 | その他 | Comments(8)