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カメラ・ダイアリーです。COCOROの向くままカメラの向くまま・・・。


by hibari0929

春は憂いと共に


桜も咲き始めて、いよいよ春たけなわ。
春は短くあっという間に過ぎていく季節でもあります。
朝の光が部屋の奥まで差し込むようになり、
忘れていたものに光が届くようになりました。
春は憂いと共に_c0202113_15474021.jpg

ハワイの砂。
ハワイを愛してやまなかった友人が
旅行土産に贈ってくれたもの。
彼が亡くなって、もう7~8年たつのに
この砂があるゆえ、ついつい思い出してしまいます。

私は冷たく悪い友人だったのに、彼はいつも友情を忘れず
こうして思い出を届けてくれたりしたのでした。
しまい込んでしまえばそれまでなのに、
そこまでしたら、あんまりにも冷たい仕打ちに思われて
なんとなくいつまでも其処にいるのです。
中途半端だねぇ・・・・。

春は憂いと共に_c0202113_15564225.jpg

ドライな花も光に浮かび上がると、
またね違った印象で。
何だか憂いを帯びて、こちらは同性の亡くなった友人たちを
思い出すことになってしまいます。
ちょうど彼岸の時期だったから、余計そうなのかも。
長く生きると失う人ばかり増えて。

「70歳まで生きていたくない!」と言った
フレディ・マーキュリーを思い出したり。

今日は今日で「グリーン ブック」を観てきました。
最近は女優より男優に視点を置いた映画ばかり見ているような。


hibari
2019.3.22
Commented by BBpinevalley at 2019-03-22 17:43
30歳くらいの時だったか、テレビを観ていたら、ミック・ジャガーがインタビューされてて、
「いつまで仕事するつもりですか?」の質問に、
「そうねぇ、適当なところで打ち切りたいな。だって、60歳になって、saaaatisfaction~~なんて歌えないよね、いくらなんでも」
って言ったんですヨ。
ところが、なんの、60どころか、70歳になっても歌ってるじゃないですか!
フレディも、生きていたかったと思いますヨ。
徒然草で、「四十路に足らぬほどにて死なんこそ、目安かるべけれ」とありますが、そんなのとっくに過ぎちゃった。
美しく散るチャンスは、見事に逃してしまいマシタ。
Commented by maxmomdad at 2019-03-23 10:34
こんにちは。今日はまた急に冬の寒さに戻りましたね。 春はいろいろ切ない季節でもありますね。 unjakuさんはお友達との深い思い出がたくさんおありだからこそ、深い悲しみをお持ちなんだろうなと思います。それは悲しいことだけれど、同時にとても大切なことだなあ、と。 私などどちらかというと友人との付き合いが希薄な者にとっては特に。

グリーンブック、私も観たいと思っています。私は 先日、ミニシアターで、サリンジャーの「ライ麦畑の反逆児」を観て、学生時代の想いが蘇りました。サリンジャー本、また読み返すつもりです。
Commented at 2019-03-23 15:42 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by unjaku at 2019-03-24 11:18
pinevalleyさん こんにちは。
今朝も冷え込みました。
花冷えと呼ぶには、まだ桜がさほど咲いていません。

ミック・ジャガーも凄いパワー・エネルギーの持ち主ですね。
まだサティスファクションやってるんだ。

フレディ・マーキュリーはセクシーだったねぇ。
映画を観てから頭の中で、「ボヘミアンラプソディー」のメロディが
ずっとリフレインしてる。彼がオペラを歌った声もYouTubeで聞きました。
背筋が寒くなるほど美しい声でした。

美しく散るチャンスか。
私にもなかったなぁ。
でも、死ななくてよかった!
本を読み、映画を楽しみ、こういう場所で遊ぶ楽しみを知ったわけですから・・・ね。

Commented by unjaku at 2019-03-24 11:24
マックスママさん こんにちは。
若いころは、こんなに濃密な人生を
送ることになるとは、考えてもいませんでした。
過ぎてしまったことは、割とすぐ忘れるのですが、
先に逝ってしまった友人の事だけは忘れることができません。
これからどんどん増えていくのかと思うと
増々ね、感傷的になってしまうのです。
困ったもんだ。

グリーンブック、お勧めです。
サリンジャーの「ライ麦畑の反逆児」も見たかったなぁ。
Commented by unjaku at 2019-03-24 11:32
kagikome さん
この映画見ましたよ。
ケイト・ウインスレットが庭の一隅の
造営を任される宮廷庭師を演じた映画ですね。
国王を演じたアランリックマンは、
「ある晴れた日に」と言う映画でもケイトと
共演しています。
作りこまれた庭より、自然な庭を。
大きな石を運び、水を流す。
ずぶぬれになりながら、髪振り乱すように
演技をしたケイトは最高に魅力的でした。

どうしてか、日本ではあまり話題にならなかったのですが。
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by unjaku | 2019-03-22 16:05 | 日々のこと | Comments(6)