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カメラ・ダイアリーです。COCOROの向くままカメラの向くまま・・・。


by hibari0929
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映画 アーティスト


スターチャンネルで2012年のアカデミー賞・作品賞に選ばれた
「アーティスト」を観ることができました。
この映画はハリウッドを舞台にしたフランス映画。

出演者それぞれが素晴らしいのですが
とりわけ「アギー」を演じたジャック・ラッセル・テリア犬!の
演技にはもう脱帽!
ほぼ全編にわたって出てくるのですが、もう主役級です。
犬が出てくる映画には超弱い私。

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ジャック・ラッセル・テリアです。
イギリスのコッツウォルドで出会いました。窓辺で日向ぼっこ。
チャールズ皇太子の愛犬としても有名です。


物語は、ハリウッドが無声映画からトーキーへと移っていく時代で
無声映画の大スターが凋落していくのと相反するように
彼が見出した新人女優ペピーがトーキー映画でスターに上り詰めていくという内容。

その過程で、犬のアギーは、過去の栄光に引きずられるように落ちぶれていく
かつての大スター「ジョージ・バレンティン」に、いつも寄り添い見守り
死の危機の渦中から、彼を救い出すという一世一代の名演技。
一方新人女優のペピーは、どんな時もジョージを忘れることなく見守っていきます。

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この画像は、映画の開始後間もなく出てくるシーン。
ペピーが憧れのスターの衣装に袖を通しそっと抱かれる時を想像する場面。
ペピーの手の動きに思わず見とれるシーンです。
(画像は公式サイトからお借りしました。)

この映画はモノクロで無声映画の手法を取り入れた、
静かでありながら俳優の確たる演技がなければ成り立たない映画でした。



犬のアギーは第64回・カンヌ映画祭で「パルム ドック賞」を受賞したそうです。(笑)
そして、ハリウッド有名俳優たちが手形を残す通りに
犬として初めて肉球を刻印した存在となりました。


私の2012年と言えば、まだまだ幼いツインズの世話に明け暮れて
都内まで映画を観に行く余裕もない日々でした。
テレビでとはいえ、観たかった映画に出会えるのは幸せなことです。
ましてwanが素晴らしい演技。惚れ惚れと見入ってしまったのでありました。



hibari
2018.10.21
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by unjaku | 2018-10-21 16:18 | 映画と女優 | Comments(0)

「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」なんて、ちょっと変わったタイトルだけど、 中身はとてもチャーミングな映画だ。
1985年のスエーデン映画。
私の好きな映画のひとつ。「午前10時の映画祭」です。

タイトルを直訳すれば、「僕の人生は、犬みたいなものさ」くらいだろうか。
主人公は、12歳になった少年・イングマル。
彼はチョット変わったとても魅力的な少年だけれど、 いつも夜空を眺めて、こう思う。
「人工衛星に乗せられて、飢え死にしたライカ犬に比べれば、僕はまだ幸せさ」

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イングマルは、都会で母と兄の三人で暮らしている。
父親は、出稼ぎに行ったまま 帰ってこない。
それでも、愛犬の「シッカン」と共に少年らしい生活をしている。
しかし、優しいお母さんが結核になり、
イングマルは田舎の叔父さんの元へ引き取られることになる。
叔父さんの所へ行くためには、愛犬の「シッカン」と別れなければならなかった。
c0202113_1531417.jpg



それでも、叔父さんの住む田舎に着けば、そこには、可笑しな人・変わった人・元気な少年達がいて、 イングマルはすぐに暮らしに馴染んでいく。
なかでもイングマルは、少年たちのリーダーのサガに強い興味を抱く。
サガは、少年サッカーチームのスターだし、ボクシングだって強いのだ。

サガも、イングマルに強い興味を持ったようで、二人はすぐに仲良くなる。
そして、ある日イングマルは、少年だとばかり思ってきたサガが、実は少女だったことを知る。

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サッカーの試合中に思わず胸を押さえたサガに「そこじゃないよ。ここだ!」
とイングマルが教えるシーンには、思わず笑みがこぼれてしまう。
サガは、イングマルに胸のふくらみを見せて、「もう、隠せない。女だということが相手のチームにわかったら、サッカーのチームから外される。」と心配する。
女であることを拒否しようとするサガの、初々しい野性的な眼差しの美しさ。
イングマルに膨らみ始めた胸を見せながら、
「どうしたら胸のふくらみを隠せる?」と相談するサガの真剣な表情。


イングマルは、ボクシングの練習にも加わるようになり、
農家の納屋の二階の練習場で、サガの相手もする。
練習が一息ついたところで、 二人はそっと抱き合う。
ほほえましくなるようなシーン。最初の写真です。

その後、イングマルは母を亡くし、叔父さんの暮らす村での生活が本格的なものになる。

悲しい時、淋しい時、イングマルは、ライカ犬のことを思い出し、
あるいは、世の中には自分より不幸な出来事がたくさんあるさ・・と思う。
それも、素直に自然に受け入れる柔軟さと強さを持っている。

やがて、少女であることを受け入れるようになったサガと
イングマルが抱きあうようにしながら
ボクシングの世界チャンピオンを決める試合の実況を、
長閑に聞きながら、二人の未来を暗示するように映画は終わりになる。
c0202113_1544124.jpg


イングマルは良く笑う。「笑いの力」で成長していく少年の強さは、学ぶことが多い。周囲の人々の、のどかで牧歌的な暮らしを背景にしたこの映画は、子供より、大人に理解される作品だと思う。
ちなみに、この作品に登場する少年や少女ほか、多くの人が素人の方だそうです。


hibari
2018.10.1
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by unjaku | 2018-10-01 15:55 | 映画と女優 | Comments(2)

「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」なんて、ちょっと変わったタイトルだけど、 中身はとてもチャーミングな映画だ。
1985年のスエーデン映画。
私の好きな映画のひとつ。「午前10時の映画祭」です。

タイトルを直訳すれば、「僕の人生は、犬みたいなものさ」くらいだろうか。
主人公は、12歳になった少年・イングマル。
彼はチョット変わったとても魅力的な少年だけれど、 いつも夜空を眺めて、こう思う。
「人工衛星に乗せられて、飢え死にしたライカ犬に比べれば、僕はまだ幸せさ」

c0202113_15294213.jpg


イングマルは、都会で母と兄の三人で暮らしている。
父親は、出稼ぎに行ったまま 帰ってこない。
それでも、愛犬の「シッカン」と共に少年らしい生活をしている。
しかし、優しいお母さんが結核になり、
イングマルは田舎の叔父さんの元へ引き取られることになる。
叔父さんの所へ行くためには、愛犬の「シッカン」と別れなければならなかった。
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それでも、叔父さんの住む田舎に着けば、そこには、可笑しな人・変わった人・元気な少年達がいて、 イングマルはすぐに暮らしに馴染んでいく。
なかでもイングマルは、少年たちのリーダーのサガに強い興味を抱く。
サガは、少年サッカーチームのスターだし、ボクシングだって強いのだ。

サガも、イングマルに強い興味を持ったようで、二人はすぐに仲良くなる。
そして、ある日イングマルは、少年だとばかり思ってきたサガが、実は少女だったことを知る。

c0202113_1534693.png

サッカーの試合中に思わず胸を押さえたサガに「そこじゃないよ。ここだ!」
とイングマルが教えるシーンには、思わず笑みがこぼれてしまう。
サガは、イングマルに胸のふくらみを見せて、「もう、隠せない。女だということが相手のチームにわかったら、サッカーのチームから外される。」と心配する。
女であることを拒否しようとするサガの、初々しい野性的な眼差しの美しさ。
イングマルに膨らみ始めた胸を見せながら、
「どうしたら胸のふくらみを隠せる?」と相談するサガの真剣な表情。


イングマルは、ボクシングの練習にも加わるようになり、
農家の納屋の二階の練習場で、サガの相手もする。
練習が一息ついたところで、 二人はそっと抱き合う。
ほほえましくなるようなシーン。最初の写真です。

その後、イングマルは母を亡くし、叔父さんの暮らす村での生活が本格的なものになる。

悲しい時、淋しい時、イングマルは、ライカ犬のことを思い出し、
あるいは、世の中には自分より不幸な出来事がたくさんあるさ・・と思う。
それも、素直に自然に受け入れる柔軟さと強さを持っている。

やがて、少女であることを受け入れるようになったサガと
イングマルが抱きあうようにしながら
ボクシングの世界チャンピオンを決める試合の実況を、
長閑に聞きながら、二人の未来を暗示するように映画は終わりになる。
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イングマルは良く笑う。「笑いの力」で成長していく少年の強さは、学ぶことが多い。周囲の人々の、のどかで牧歌的な暮らしを背景にしたこの映画は、子供より、大人に理解される作品だと思う。
ちなみに、この作品に登場する少年や少女ほか、多くの人が素人の方だそうです。


hibari
2018.10.1
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by unjaku | 2018-10-01 15:55 | 映画と女優 | Comments(2)

鬼畜と言う名の親


ツバメの巣。ただ今子育て中。
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今年二度目の子育てでしょうか?
親鳥は、忙しくわが子の世話に追われます。
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人間世界の悲惨な虐待事件を思い出すたびに、
鳥たちの懸命な子育てに頭が下がります。
もっとも、鳥とて自然の摂理の中で子供を育てるのですから
弱くて生き残るのが難しそうな子供への育児は放棄するようです。


「もう ゆるしてください。」と綴った五歳の子供を
鬼畜のように殺した夫婦。

子供をケージの中に閉じ込めて殺した挙句
二人の子供を連れて、山に遺棄しに行った夫婦。

昔から、衣食足りて礼節を知る、と言われてきたが
我が子を殺害した親は、どのように育てられてきたのだろうか?

危機の中にある子供に、
手を差し伸べる叔(拍)父・叔(拍)母・祖父母も親戚も友人も
存在しなかったのだろうか?
1億を超える人間が暮らすこの日本で
離れ小島のように孤立した親子とその暮らしだったのだろうか?
平和と言われる日本の社会で、子供を取り巻く光景は荒涼としている。

もっとも、日本でも「間引き」と言う名の「子殺し」が
明治初期まであったのは周知の事。

世界を見渡せば、子供への虐待・性暴力・人身売買・幼時からの労働、
そして、戦争や飢饉のなかで、5歳まで生きられない子供のなんと多いことか。
私は、無力感にさいなまれながら、わずかの募金を続けることで、
かろうじて罪悪感から逃れている。
それもまた偽善なのか?知人のドクターに胸の内を告げたとき
「偽善でもしないよりはずっといいのです。そのことで、助かる人が子供がいる
ということが大切なのです。」と教えていただいた。


だいぶ昔になるけれど、「鬼畜」と言う映画があった。
緒形拳・岩下志麻主演、夫の愛人の子供3人を徹底的に虐待する妻を
岩下志麻が演じて身の毛がよだつ思いがした。
松本清張の短編だが、実際にあった事件を基にしているという。

そして、やはり緒形拳主演で「長い散歩」と言う映画も幼児虐待を扱った映画だった。
高岡早紀が母親役。
緒形拳は、幼い少女を虐待の現場から連れ出し逃避行を続ける、
老境に差し掛かった孤独な男を演じた。



現実の世界で起こる悲痛な事件に接しながら、
単純にその親を指弾できない悔しさ・もどかしさ。
子供は未来からやってきた使者だというのに。

せめて自分の身の回りには、注意を怠りなく暮らしたいと願うばかりなのです。


hibari
2018.6.11
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by unjaku | 2018-06-11 12:56 | その他 | Comments(8)

薔薇と映画と物思い


今日も暗い空。
雷が鳴っている。

雨も止んだので、今朝は薔薇の花がらを摘む。
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今年は一斉に咲いてしまった薔薇。
連休後は雨に打たれて散り、そして花も傷んでしまった。



逢見ての後の思いにくらぶれば昔は物を思はざりけり[権中納言敦忠]
昨日は、そんな和歌をふと思い出す映画を観た。
そして、宮沢賢治も。
話題の映画「君の名前で僕を呼んで」。
始まりの瞬間から、とても印象的な映像でした。

出かける時夫から、
「そんなだらしのない格好で出かけるなぁ!」と叱られたのですが
いいの いいの映画が端正なんだから、私はどうでもいいのよ~~。
と気分のまま近くのシネコンへ。


今は頭の中で色々なものが交錯しています。
整理出来たら、映画の話は後日にでも。
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・・・・・・・・・・・・・・・
最近孫娘がひとり、どことなく物思いにふけっている時があります。
今朝も「何か物思いですか?」とそっと聞いてみた。
するともう一人がすかさず「物思いってなぁに・・・?」
え・・「物思いにふけるとか、物思いに沈む、とか言わない?」と聞けば
「言いません、知りません。」
駄目だこりゃ!まだまだこ・ど・も!
映画の主人公エリオみたいに、少しは本を読め!


hibari
2018.5.10
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by unjaku | 2018-05-10 12:30 | 日々のこと | Comments(4)

つながる映画


朝から予報通り雨。けっこう降りましたねぇ。

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BSで、「ペンタゴンペーパー」の続きを観ました。
そうです。「大統領の陰謀」。若いなぁ、R.レッドフォードもD.ホフマンも。
1976年の作品。監督はアラン.J.パクラ。

久しぶりに見て驚くのは、「ペンタゴンペーパー」のラストシーンから
この映画が始まっている事。

共和党員が民主党本部に盗聴器を仕掛けようとした事件である。
メディアの中でも裁判の中でも軽く扱われたこの事件が、
後にニクソン大統領が辞任に追い込まれる「ウォーター・ゲート事件」へと
展開していく。

そして、「ペンタゴンペーパー」のなかで、二本指でタイプライターを
打っていた記者が、トム・ハンクス演じるブラッドリー編集主幹に
「二本指でタイプライターを打つな!!」と注意を受けるシーンがありますが、
その記者こそ、「大統領の陰謀」の主人公、R.レッドフォード演じる
ウッドワード記者だったと分かるシーン。
驚いたなぁ・・・もう!!!

この映画のカギを握る人物が「ディープ・スロート」と
呼ばれる政権の重要人物なのだが
この人物を扱った映画が、少し前に上映されました。
ご記憶のある方もいると思うのですが、
「ザ・シークレットマン」主演はリーアム・ニーソン。
見たいと思っていたのに、とうとう見逃したのがまことに残念でした。
この映画の製作にはトム・ハンクスが参加しています。

映画って繋がっているのねぇ・・・・・。



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まことに感慨深いものがあった映画つながりでした。



hibari
2018.4.25
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by unjaku | 2018-04-25 12:54 | 映画と女優 | Comments(4)

さすがに疲れた!!


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爽やかな春の日。
さすがに予報通り陽射しが強い。

昨日は、初登校のユイさんの面倒をあれこれ見て
ついに「うるさい!しつこい!」と叱られ、
それでも嬉しそうにお弁当を持って、
晴れてお姉ちゃんと揃って出かけていきました。

これでやっと本当の中学生。

さて、その後にはガックリと疲労感が押し寄せてきた。
よせばいいものを映画を観に出かけた。
(これを逃せば次のチャンスはない!)
「ペンタゴンペーパーズ」メリルストリープとトムハンクスの共演だもの。
見に行かなくてどうする。
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この映画の続きが、あの有名な「大統領の陰謀」なんだもんねぇ~。
そうなの。ラストはね、民主党の本部「ウォーターゲート・ビル」に
何者かが侵入したことを、警備員が発見するところで終わるのよ。


映画はよかったけれど、余計に疲れ果てて帰ってくることになり
とうとうダウン。バカだねぇ・・何べん同じ事すれば気がつくんだろう?
馬鹿は死ななきゃ治らない。



そして一夜明け、
今度は夫の一言で、チビどもの部屋替え。
あまりにも散らかすので、一人が私の部屋へ引っ越してきた。
いらない物は処分させ、汚くなった敷物もついでに処分することに。
ああ・・・大騒ぎだよ!

でも、こんな可愛いものが出てきた。
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数年前の暮れに別所温泉に行きましたが、
中継駅の松本の観光案内所でいただいたものです。
すごぉく手が込んでいるの。
可愛いおはじきを色分けして入れてありました。

こういうものこそ大事にしなくちゃね。

それからおふたりさん、年寄はもう少し丁寧に扱って欲しいわ。
でないと長持ちしませんの。




hibari
2018.4.21
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by unjaku | 2018-04-21 16:32 | twins | Comments(10)

マイナス気分の日々


さむ~~い卒業式が済んで、桜も咲き始めたというのに
なぜかモチベーションが下がりっぱなしです。

ディズニー・リゾートでパパと水入らずの2日間を楽しんだ二人、
一夜明けてパパが帰れば、早速お友達の家へ直行。
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伸びやかな二人。足長姉さんになりました。

せっかちな私は、ネットで見つけた二人のサマードレスを取り寄せて。
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でも、今年の夏はまだ無理だろうなぁ・・・・。
着られるのは来年かな?
それでも生長する二人の姿を妄想するのは楽しい。


え・・全然モチベーション充分じゃないの?と思われるかもしれませんが
私、憂鬱です。

そう確かに憂鬱なのです。


昔観たオードリー・ヘプバーン主演の映画「噂の二人」思い出したりしてます。
リリアン・ヘルマン著作の「子供の時間」を映画化した残酷な話。

シャーリー・マクレーンが共演していました。

寄宿生活をしている我儘な女の子の悪意の告げ口、
親友二人の先生の関係(オードリーとシャーリー)が同性愛だと言ったことが
原因で、当事者二人を含む人間関係が破綻するという怖い話です。




桜咲く美しい季節に、何もこんな映画を思い出さなくてもいいのですが、
ちょっとね・・・エネルギーがマイナスなのです。

こんな時は、用事を早く済ませて寝るに限ります。
だめだ・・私!


hibari
2018.3.24
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by unjaku | 2018-03-24 15:54 | 日々のこと | Comments(2)

フィラデルフィア


BSで映画「フィラデルフィア」を観ました。
1993年の作品ですから、もう4半世紀たったのですね。
驚きです。

どうりで、トム・ハンクスもデンゼル・ワシントンもアントニオ・バンデラスも若い!!
豪華キャストです。この3人を見られるだけで、もう嬉しくなるような映画です。

しかし、テーマは重く苦しい。
エイズと同性愛を巡る差別と偏見。

トム・ハンクス演じる若手有能の弁護士ベケットが、
エイズを発症して、職を追われる。
彼は不当な差別だと、裁判を起こそうとするが、担当してくれる弁護士はいない。
そのベケットが最後に頼るのは、
法廷での好敵手だったデンゼル・ワシントン演ずるジョー。
しかしジョーもエイズと同性愛への嫌悪から断る。

その後、図書館で資料集めをしているベケットが差別的な扱いを受けているのを見て、ジョーは
ベケットの弁護を引き受ける決意をする。

そして法廷へと発展していくが、
次第に憔悴していくベケットには辛い時間との戦いでもあった。
精気溢れるベケットが別人のようにやつれていく。
え・・・これがトム・ハンクスなの?信じられないような変わり方。
そしてとうとう、気分の悪くなったベケットが、立ち上がろうとして
法廷内で倒れる。

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右は、ベケットのパートナーのミゲル。演ずるアントニオ・バンデラス。

裁判は、「差別による不当解雇」という判決が出てベケットの勝利に終わる。
しかしその時には、ベケットの命は燃え尽きようとしていた。
温かい家族が病院でベケットに付き添う。父も母も兄弟・姉妹も、ミゲルも。
口数は決して多くはないパートナーのミゲルは、
家族が帰った後ベケットに付き添い
彼の指に優しくキスをする。その時のミゲルの優しい表情が何とも切ない。
「ぼくはもう逝くよ・・・・」そして、ベケットは旅だった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
同性愛って、そんなに嫌悪されるものだろうか?
ギリシャ時代から日本の武士の時代にだって男性・女性共に同性愛はあった。
たまぁにそれらしき人が、手をつないで歩いているのを見ると、
なんとも不思議な感覚に襲われるが、それは嫌悪とは違う感覚だ。

高校生時代、文芸部に所属していた私は、
芸術のひとつのテーマでもある「同性愛」について
メンバーたちと侃々諤々の議論を交わした。
何でそんなテーマが浮上したのかはしらないけれど、
先輩たちは皆今では考えられないほどラジカルだった。

理解できないことに、人間は嫌悪感を抱く。そして恐れる。
キリスト教徒が、同性愛に格別の差別意識を持つというのは
明らかに教義からきているような気がする。



トム・ハンクスはベケット役でアカデミー主演男優賞を獲った。


hibari
2018.3.13
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by unjaku | 2018-03-13 09:10 | 映画と女優 | Comments(6)

百花繚乱と映画


百花繚乱の女子フィギュアも終わりましたね。
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この画像・・・前に使ったような気がする。

最後のグループの選手は、皆素晴らしい演技でした。
日本の宮原知子・坂本花織選手は初々しくて繊細だった。
ロシアの二人は言うまでもなくゴージャスで華麗でした。
イタリアのコストナー選手がSPで、
私の好きなシャンソン「行かないで」を使ってくれたのが印象に残っています。

冬のオリンピックもいよいよ終盤。
あっという間の日々でしたね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今週は何かと慌ただしくて
昨日は半年ぶりの大学病院。
症状に変化が無くて一安心。
安心してワインが飲めるぞ!!(大喜)

ドクターが優しくてハンサムなのが嬉しいの。
「長時間勤務で大変ですね。」と言ったら
「いいえ、家に帰っても長時間労働です。」と
笑っていらっしゃいました。可愛い坊やがいるのです。


そして今日はやっと映画「バグダッドカフェ」を観ることができました。
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ヤスミンとブレンダの出会いのシーン。

歳のせいか、最近はハッピーエンドで終わる映画を観ることが多くなりました。

話は変わりますが、
これから映画「ウインストン・チャーチル」を観ることができるようです。
「おだまりローズ」という何とも印象的な小説の中で、
イギリス貴族、アスター卿の夫人レディ・アスターが、ドイツ軍の苛烈な爆撃にあったプリマス(ここにはイギリスの軍港があった。)で、市民を鼓舞しながら走り回り、「この戦争を楽しんでいるのは、私とチャーチルぐらいだわ!」と言ってのける場面があります。
絶対ドイツには屈服しない、という気概を持ったイギリス貴族の夫人の言葉です。

「おだまりローズ」は、子爵婦人レディ・アスターのメイドだった女性の回顧録ですが、イギリス初の下院議員になったレディ・アスターの強烈な個性と長い間共にしたメイドの生活が描かれています。

「ウインストン・チャーチル」がどんな映画になっているのかわかりませんが、小説の中のレディ・アスターはチャーチルが大嫌いだったそうであります。(笑)


hibari
2018.2.23
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by unjaku | 2018-02-23 17:24 | その他 | Comments(7)